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台南国家美術館準備室が発足、先行展も開催

  • 日付:2025-03-31
特別展「フォルモサの時代―台湾近現代美術の知識と啓蒙」

台南国家美術館設立準備室が台南市美術館2館に設置され、開館に向けた計画が進められます。台南国家美術館設立の使命を明確にするため、特別展「フォルモサの時代―台湾近現代美術の知識と啓蒙」が台南市美術館により開催されています。同展覧会は、黄土水陳澄波といった、1950年以前に生まれた時代を代表する芸術家に焦点を当て、200点以上の作品を展示することで、台湾の近現代美術の発展を振り返るものです。会期は7月6日までです。

 

文化部(文化省)の王時思政務次長(副大臣)は、特別展の協力者全員に感謝を述べました。この上で、激動の歴史の中で、台湾は常に「私は誰なのか」「われわれは何者なのか」「台湾とは何なのか」を問い続けてきたと指摘。この展覧会では、芸術家が作品を通して、こうした疑問に応え続けていることが分かると説明しました。そして、台南国家美術館は、時代史によって、自発的に自らを解釈する台湾初の美術館になるとし、この展覧会は先行展として、非常に意義があると述べました。

 

より詳しい情報は、台南市美術館公式サイト(https://www.tnam.museum/exhibition/detail/595)をご覧ください。