米紙ロサンゼルス・タイムズが主催する2024ロサンゼルス・タイムズ・フェスティバル・オブ・ブックスが4月20日と21日、南カリフォルニア大学で開催されました。今年参加した作家とブースの数は500以上。文化部(文化省)の海外拠点の一つである駐ロサンゼルス台北経済文化弁事処台湾書院は、「台湾故事(STORIES of TAIWAN)」をテーマとして、台湾の歴史や食生活、原住民(先住民)文化に関する作品7点を展示。台湾文学では近年、優れた英訳版が出ていることを紹介しました。
ロサンゼルス・タイムズ・フェスティバル・オブ・ブックスは1996年にスタート。米出版業界で最も大きな芸術文化イベントの一つで、例年、2日間で延べ15万人が訪れます。ロサンゼルスの台湾書院が今回、「台湾故事」をテーマとして、現地や海外の読者に紹介した台湾の作品は、游珮芸・周見信の「来自清水的孩子(邦題:台湾の少年)」、魏貝珊の「台湾製造(Made in Taiwan)」、陳耀昌の「傀儡花(邦題:フォルモサに咲く花)」、劉嘉路とチェコのイラストレーターであるTomáš Řízekの共作「山林与海之歌:台湾原住民神話系列(The Song of Mountains, Forest and Sea)」。また、絵本の「夜市奇縁 (Night Market Rescue)」、「爸爸的小貨車(Papa's Little Truck)」、「這不是我的家(This is not My Home)」が紹介されました。