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マレーシアの「Freedom Film Fest」で台湾のドキュメンタリー「野番茄」上映

  • 日付:2024-08-27
マレーシアの「Freedom Film Fest」で台湾のドキュメンタリー「野番茄」上映

文化部(文化省)の海外拠点の一つである駐マレーシア台北経済文化弁事処文化組とマレーシアの「Freedom Film Fest」の協力で、廖克発監督の作品「野番茄(Taste of Wild Tomato)」が8月16日にクアラルンプールで、17日にはマラッカで上映されました。

 

マレーシア出身の廖克発監督は台湾を拠点に活動しています。今回の「Freedom Film Fest」で上映された「野番茄」は、2022年台湾国際ドキュメンタリー映画祭の台湾コンペティション部門でグランプリを受賞した作品。廖克発監督が初めて台湾に焦点を当てた作品でもあります。このドキュメンタリー作品を通して、1947年の2・28事件での高雄第一中学(現在の高雄高校)自衛組織の歴史を改めて見ることができます。

 

「Freedom Film Fest」は03年、人権団体Pusat KOMASの発起で始まり、現在は非営利団体Freedom Film Networkにより運営されています。今年は20回目となり、言論の自由獲得や審査制度への抵抗に引き続き取り組むほか、先住民や外国人労働者、性的少数者の社会的状況といった課題の改善に力を尽くしています。