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俳優のリー・カンションさん、ロンドンの台湾映画上映イベントに出席

  • 日付:2024-10-30
俳優のリー・カンションさん、ロンドンの台湾映画上映イベントに出席

文化部(文化省)の海外拠点の一つである駐英国台北代表処文化組と英ロンドンの映画館「ガーデンシネマ」の協力による台湾映画特集「Taiwanese Cinema:Now and Then」が9月5日から10月3日の日程で開催されました。9日には、ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督のドラマ映画「日子(Days)」上映後のトークイベントに、同作品に主演したリー・カンション(李康生)さんが登場。リー・カンションさんは、台湾版アカデミー賞といわれるゴールデン・ホース・アワード(金馬奨)の主演男優賞受賞俳優です。

 

英国の観客に台湾映画に対する理解を深めてもらうため、この映画特集では、学者による上映前の紹介や監督による上映後のトークイベントが多く設けられました。9日の「日子」上映後のトークイベントは、キングス・カレッジ・ロンドン映画学科のVictor Fan教授が司会を務めました。リー・カンションさんが登壇すると、イベントの盛り上がりはピークに達しました。リー・カンションさんは、「慢(ゆっくり)」が自分のリズムだとし、ツァイ・ミンリャン監督は自分と長く組んでいるため、映画のリズムが一層スローになったと明かしました。会場に集まった観客たちは熱心に質問を投げかけ、中にはイタリアのベネチアから駆け付けたファンもいました。