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台湾とオーストラリアの原住民共作演目、2025アジアTOPAで上演

  • 日付:2025-03-06
台湾とオーストラリアの原住民共作演目、2025アジアTOPAで上演

文化部(文化省)の支援の下、同部の海外拠点の一つである駐シドニー台北経済文化弁事処文化組が初めて、オーストラリアのアーツセンター・メルボルン(Arts Centre Melbourne)と協力。台湾とオーストラリアの原住民(先住民)共作の演目「Gapu Ŋupan 追尋彩虹」が2月27日から3月1日にかけて、同国で開催された2025アジア太平洋舞台芸術トリエンナーレ(Asia-Pacific Triennial of Performing Arts,略称アジアTOPA)で初めて上演されました。

 

「Gapu Ŋupan 追尋彩虹」は台湾のアミ族、パイワン族、オーストラリア・ノーザンテリトリーのヨルング族の伝統と現代文化を融合したもので、「Gapu」はヨルング語で「水」を意味し、「Ŋupan」は「探し求める」という意味。水域は地理的な隔たりであるだけでなく、文化交流の懸け橋であるということを象徴し、原住民の歌や踊り、音楽、大型の視覚映像を通して、文化の流動と伝承を伝えます。

 

初となる台湾とオーストラリアの原住民による共作には、台湾からは、共同監督・音楽監督に舒米恩・魯碧Suming Rupiさん、共同プロデューサーに廖敏Dremedreman Curimudjuqさん、パフォーマーとして桑梅絹Seredau Taliyaranさんらが参加しました。