「マドリード台湾芸術ウイーク」が3月5日から9日にかけて開催されました。スペインのアートフェア「アート・マドリード(Art Madrid)」では台湾アーティストの作品が出展され、書道詩人の何景窓さんはHybrid Art Fairに招かれ、舞踊家の絲釈民さんと分野を超えたコラボレーションを披露。スペインの観客の皆さんに台湾の多様な芸術の魅力を伝えました。
文化部(文化省)の海外拠点の一つ、駐スペイン台北経済文化弁事処文化組は今年、台湾のギャラリーである采泥芸術(CHINI GALLERY)と共同で「マドリード台湾芸術ウイーク」を開催しました。「流韻幻境(Flowing Rhythm: A Dreamscape)」をテーマとして、「アート・マドリード」で水墨画家の鄧卜君さん、抽象画家の王淑鈴さん、フォトグラファーの周慶輝さんというジャンルの異なるアーティスト3人の作品を出展。アーティストたちの自然や人間の本質、文化に対する深い反省や解釈に観客の皆さんを引き込みました。
アート・マドリードはスペインで年に1度開催されるアートフェアです。会場の規模や形式、スタイル、特色の異なる多様なアート展がこの時期に一斉に開催されます。街のさまざまな展覧会場には毎年、多くの芸術愛好家やコレクターが訪れ、マドリードが世界の現代アートの中心地の一つとなります。