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作家の李昴さん、フランス・ナントの「アトランティス文学フェスティバル」参加

  • 日付:2025-03-14
作家の李昴さん、フランス・ナントの「アトランティス文学フェスティバル」参加

文化部(文化省)の海外拠点の一つである駐フランス台北代表処台湾文化センターと「アトランティス文学フェスティバル(Festival des Littératures - Atlantide)」が協力し、台湾の作家、李昴さんを第13回の同フェスティバルに招きました。このイベントは3月6日から9日にかけて、盛大に開催されました。

 

作家の李昴さんは、フランスの読者と対面して創作の過程を公開し、フランス語訳された自身の著作を詳しく紹介しました。また、複数回のフォーラムに参加したほか、サイン会も開催。李昴さんの最新のフランス語訳作品「鴛鴦春膳」は、台湾の飲食や食べ物に関連する物質文化、さらには、この1世紀超の台湾の政治と社会の移り変わりに連なることが描かれており、こうした変遷に対する作者の考えも表されています。

 

今年のアトランティス文学フェスティバルは、フランスと世界の25カ国から招かれた作家が参加して開催。作家らはそれぞれ異なる文学的観点から、現代社会に対する見解を紹介しました。テーマは、社会正義、金の力、詩的言語、ジェンダー問題、エコフェミニズム、過激主義の台頭などに及びました。