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台湾の文学作品、ロサンゼルスタイムズ紙のフェスティバル・オブ・ブックスに

  • 日付:2025-04-29
台湾の文学作品、ロサンゼルスタイムズ紙のフェスティバル・オブ・ブックスに

文化部(文化省)の海外拠点の一つである駐ロサンゼルス台北経済文化弁事処台湾書院は、4月26、27両日に米国の南カリフォルニア大学キャンパスで開催されたロサンゼルスタイムズ紙主催の「フェスティバル・オブ・ブックス」に参加。外国語に翻訳された台湾の文学作品10作品を出展し、台湾の創作エネルギーを紹介しました。

 

文化部は長期にわたって台湾の文学作品の英訳と出版を推進しており、今年も台湾の文学作品がロサンゼルスタイムズ紙のフェスティバル・オブ・ブックスに出展することを支持。駐ロサンゼルス台北経済文化弁事処台湾書院は直近2年の優れた英訳作品を網羅し、同フェスティバルでブースを設けて多様な文学作品を展示しました。展示した作品は、台湾の作品としては初めて、米文学界の最高栄誉とされる全米図書賞(National Book Awards)の翻訳文学部門を受賞した楊双子さんの「台湾漫遊録(邦題:台湾漫遊鉄道のふたり)」や、複数の台湾の次世代翻訳者が共同で翻訳した短編小説5部作シリーズ「仮想ká-sióng」、米国の紐曼華語文学奨(Newman Prize for Chinese Literature)受賞作家である張貴興さんの「群象(Elephant Herd)」、台湾の百年近い歴史を背景とした李旺台さんの「蕉王呉振瑞(Banana King NGÔO TSÍN-SUĪ)」、台湾系米国人の作家である史光芬(Erica Lee Schlaikjer)さんによるアミ族の物語を描いた児童書「野菜姑娘(Wild Greens, Beautiful Girl)」、台湾系米国人の推理小説家、連宏毅(Henry Lien)さんの新作「春天、夏天、小行星、鳥、東方説故事的芸術(Spring, Summer, Asteroid, Bird: The Art of Eastern Storytelling)」。さまざまなジャンルの英訳作品を通して、台湾の歴史や文化を紹介しました。