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舞台芸術
台湾文化はその多様性によって、歴史の移り変わりのなかで異文化同士が出会い、ぶつかり合い、美しい火花を激しく散らしながら舞台芸術が生まれ、そのなかで多種多彩な無形文化が育まれてきました。
現在、舞台芸術政策の推進にあたっては、主として均衡のとれた環境整備の促進、芸術文化の創作人材の育成、鑑賞人口の拡大をめざしており、さらに国内のアートパフォーマンス・グループの育成を通じて、プロフェッショナルな創作とパフォーマンスのレベルの向上をはかることを目的としています。
そのうえで、将来の施策の重点を、芸術文化の地域間格差の是正、健全な芸術文化環境の整備、舞台芸術の付加価値創造、台湾現代舞台芸術のスタイルの形成、国家の文化的競争力の向上におきます。


1.経緯
舞台芸術によって音楽、舞踊、演劇、文学、視覚アートなど多様で豊かな形式を結びつけ、グループ間の相互交流を通じて美学的な創意と人文的な意義を引き出し、芸術に対する鑑賞と参加を通して人々が互いに交流と信頼を深めることは、現代市民社会の市民ひとりひとりにとって貴重な自己啓発の機会となります。
このような考えのもと、舞台芸術の企画と推進は、芸術文化の創作・鑑賞の奨励と質の向上を趣旨とし、文化権の普及という施政理念を根づかせていきます。

2.計画目標
舞台芸術業務の推進は、主にその均衡のとれた環境整備の促進、芸術文化の人材の育成、鑑賞人口の拡大をめざし、国内でアートパフォーマンスの専門グループを育成することで、プロフェッショナルな創作とパフォーマンスのレベルの向上をはかることを目的としています。

3.計画の指針
多元的な社会の発展の趨勢に即して、文化部では舞台芸術の育成・推進・研究に長期的に取り組み、各地方自治体のアートパフォーマンス・グループの募集審査や表彰奨励を後押しし、多様性を特色とする台湾文化を花開かせます。

4.実施内容
(1) 舞台芸術創作および運営管理の人材の育成
(2) 舞台芸術政策の企画および推進
(3) 舞台芸術の交流および協力
(4) 舞台芸術の社会的定着の推進
(5) 地方自治体による舞台芸術発展推進の支援
(6) 舞台芸術鑑賞人口の拡大と増加
(7) 分野を越えた舞台芸術の企画と推進
(8) 地方文化センターの活性化、文化センター運営発展能力の向上

5.将来の展望
文化の多様性は台湾の舞台芸術にとって貴重な無形文化資産です。今後のグローバル化時代に対応するため、将来の目標を、次の世代の舞台芸術の人材の育成、人材バンクの設立、また、異なる規模や発展段階のパフォーマンス・グループに対し、その長期的・安定的・継続的な発展の支援、グループの運営やマーケティングの強化、舞台芸術の鑑賞人口の拡大、舞台芸術のリソースの統合、芸術文化の地域間格差の解消、芸術文化の環境の健全化、舞台芸術の付加価値創造、台湾の現代舞台芸術のスタイルの確立におき、これらの施策によって国の文化的競争力を向上させます。