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文化は人の生活が具体的な形として現れたもので、国民思想進歩の土台であり、さらには国家が大きく発展するための根幹です。このため、当部は「台湾のコンテンツを強く大きくし、文化的自信を築き上げる」を基本理念として、コンテンツ産業、組織法、同権多様性、資産施設、国際交流の五つの面で取り組み、台湾の文化の光(誇り)を育みます。

 一、コンテンツ産業:コンテンツの創作やイノベーションを支援し、産業振興を推進

芸術文化の創作やイノベーションを支援し、コンテンツ開発を強化します。また、テクノロジーやメディアと連携し、地方固有の知を発揚。さらには、文化産業のプロモーション運用を計画、推進し、民衆やメインストリーム、メディアとつながり、台湾のコンテンツを人々の生活に浸透させます。

台湾文学と出版産業を盛り上げ、分野を超えた応用やデジタル開発、国際協力を促進します。また、オーディオビジュアル・音楽産業のエコシステムを強化し、こうした産業の人的資源を育成して、政府と民間のリソース統合と分野を超えた協力を推進します。

芸術文化の振興計画を推進し、産業と人々の気持ちを盛り上げることで、芸術文化産業の回復に向けた取り組みを支援すると同時に、人々の信頼感を高め、芸術文化の息吹あふれる日常を取り戻します。

二、組織法:専門的な文化組織を強化し、文化に関する法体系を整備

専門的な文化仲介組織の機能を強化し、国家レベルの劇場と美術館の力を向上させ、地方の芸術文化施設のグレードアップや転換を促進し、芸術文化発展のための環境を整えます。

文化に関する法体系を整備し、公共メディアや文化クリエーティブ産業、文化財保護に関する法制度を研究します。潜在的な文化的消費力を高め、文化発展基金を充実させ、文化芸術産業の温室効果ガスを実質ゼロにするネットゼロの目標達成をサポートし、芸術文化関連の仕事に従事する人の権利を保護、支援します。

三、同権多様性:文化的同権を保障し、多様な文化発展を促進

創作や表現の自由を保障し、文化的同権を確実なものにします。また、文化体験型の教育を推進して、芸術文化の鑑賞人口を増やし、芸術文化に関する消費を盛り上げます。さらに、若者の芸術文化への参加を広げ、台湾のオリジナリティーと文化力を発展させます。

台湾で使用されるさまざまな言語を平等と位置付ける国家言語発展政策を推進。国民が平等に母語を使用する権利を確保し、国家言語を使用、伝承する環境をつくり、多様な文化発展を促進します。また、移行期正義を推進し、過去の権威主義的な統治時代に残された重要な歴史的現場や史料の保存、保護に力を尽くし、人権保障を確実なものにします。

四、資産施設:文化財保護を推進し、専門的な文化施設を整備

有形、無形、さらには水中にある文化財の保護を推進し、テクノロジーによる支援や科学的モニタリング、技術規格を導入し、国の文化財データベースを強化。官民連携や国際交流・協力により、全面的な保護メカニズムと持続可能な開発環境を構築します。

国家レベルの専門施設の建設を計画し、子どもが多様な文化を体験したり、親子が一緒に学んだりする空間や、デジタルアートのためのスペースを提供します。

文化の多様性や現代的課題に応えるという博物館の機能を高めます。また、町づくり組織を強化し、社会イノベーションを促進、活性化して、住民参加を広げます。このほか、工芸産業を振興し、人材育成や伝承、新たな取り組みを進めます。

五、国際交流:台湾の芸術文化ブランドを作り上げ、国際文化交流を展開

台湾公共広播電視集団(Taiwan Broadcasting System)の運営発展メカニズムを計画、推進。国際的なオーディオビジュアルのプラットフォームとしての知名度を高め、多様性のある台湾の豊かな文化を世界に知ってもらい、わが国の文化コミュニケーションの権利を守ります。

台湾の芸術文化ブランド構築を継続し、国際市場の開拓と文化外交を進め、台湾での国際的な文化機関設置を促進します。また、東南アジアやインド太平洋地域との双方向の交流・協力を拡大し、世界市場に展開して海外との共同出資・共同製作を行います。文化輸出と影響力を拡大し、台湾文化を世界に羽ばたかせます。