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「歩道橋の魔術師」の世界観、イラストと双方向芸術で伝える 特別展が台北で開幕

  • 日付:2020-01-17
「歩道橋の魔術師」の世界観、イラストと双方向芸術で伝える 特別展が台北で開幕

台湾の作家、呉明益さんの小説「歩道橋の魔術師」(天橋上的魔術師)の世界観をイラストや双方向芸術で伝える特別展が1月17日、台北市大同区の台湾漫画基地で始まりました。漫画家2人が手掛けた30枚のイラストや、小説に登場する店舗を実物大で再現した部屋、歩道橋などが設置されています。2月15日まで。入館無料。

同展で展示されるイラストは、1月初頭に刊行された同小説のイラスト版書籍のために、漫画家の阮光民さんと小荘さんが描いたものです。イラスト版書籍の準備には4年が費やされました。

開幕に先駆け、先行体験が1月16日に行われ、呉さんや鄭麗君文化部長(文化相)らが会場を訪れました。呉さんは、漫画家によって物語に新たな生命が与えられたようだと語りました。

同小説は、1992年に取り壊された台北市の大型商業施設「中華商場」を舞台にした連作短編集です。公共テレビ(公視)によってドラマ化も進められています。

https://tcb.culture.tw/tcb-events/2020magic/1579773600/