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台北国際ブックフェア、21年は対面型で開催 オンライン展が先行開幕

  • 日付:2020-12-30
台北国際ブックフェア、21年は対面型で開催 オンライン展が先行開幕

本の祭典「2021台北国際ブックフェア」(台北国際書展)が2021年1月26日から同31日まで、台北市の台北世界貿易センター1館で開かれます。対面型での開催に先駆け、オンライン見本市が12月29日に開幕しました。対面、オンラインで並行して実施することで国際交流促進を図るとともに、台湾の出版業界の活力を世界に示したいとしています。

2020年は新型コロナウイルスの影響で対面型イベントが中止されていました。2021年の同展には世界13の国・地域から46人の作家がリモートやビデオ上映、出版社の講座などの形式で参加します。テーマ国の韓国から作家16人が参加するほか、ドイツや日本、米国、フランスなどの作家にも声を掛けました。

コロナ下にある世界情勢に絡めた企画も用意され、「治癒の物語」をテーマに作者や編集者、一般読者が過去に自分を治癒した物語を紹介します。読書の力で温もりを感じてもらうのが狙いです。

12月29日に始まったオンラインブックフェアのテーマ展では、イタリアの児童文学者、ジャンニ・ロダーリの生誕100年を記念し、イタリアのイラストレーター21人の作品などを展示しています。