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台湾からの作品が「日本国際漫画賞」優秀賞に

  • 日付:2021-12-16
台湾からの作品が「日本国際漫画賞」優秀賞に

日本の外務省が主催する「第15回日本国際漫画賞」の受賞作品が12月15日発表され、優秀賞に台湾の漫画家、顆粒さんと原作者、逢時さんが手掛けた「CliniClowns: last goodbye」(クリニクラウン―「またね」を最後にもう一度―)が輝きました。

世界76カ国・地域から応募があり、総数は過去最多の484作品でした。そのうち中国から最多の88作品、次ぐ台湾からは49作品が寄せられました。最優秀賞にはオランダのAimée De Jonghさんの「Days of sand」(砂の日々)が選ばれました。授賞式は来年2月または3月に行うとしています。

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターによりますと、李永得文化部長(文化相)は、顆粒さんらの受賞の一報を聞くと、祝福の意を伝え、台湾の漫画産業を引き続き支援する考えを示したということです。

同漫画賞は海外への漫画文化の普及と漫画を通じた国際文化交流に貢献した漫画作家を表彰することを目的に実施。昨年発表された第14回では台湾から応募された作品のうち、韋蘺若明さんの「Funeral director」(送葬協奏曲)が最優秀賞に、阮光民さんの「歩道橋の魔術師 漫画版(阮光民巻)」が優秀賞にそれぞれ選ばれました。