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台湾人漫画家・顆粒さん、日本国際漫画賞で優秀賞「感動」 2度目の受賞

  • 日付:2022-03-06
台湾人漫画家・顆粒さん、日本国際漫画賞で優秀賞「感動」 2度目の受賞

日本の外務省主催の第15回日本国際漫画賞で優秀賞を受賞した台湾の漫画家、顆粒さんと原作者、逢時さんが3月4日、東京都内で行われた授賞式にリモート形式で出席しました。2012年の第5回日本国際漫画賞でも優秀賞を受賞した顆粒さんは2度目の受賞について、うれしくて感動したと語りました。


受賞作は「クリニクラウン―『またね』を最後にもう一度―(小丑医生-最後一次説再見-)」。顆粒さんは、自身を評価した審査委員に深く感謝した上で、1度目の受賞から10年経っても創作活動を続けてきた自身にも感謝したいと述べました。次の10年、20年にも期待を寄せ、人生の最後を迎えてもどんな面白い漫画を描こうかと悩めたら幸せだと思うとも話しました。


同賞は世界に広がる漫画文化を通して国際交流と相互理解の輪を広げることを目的に創設され、今年は76カ国・地域から過去最多となる483作品の応募がありました。台湾からは49作品が寄せられ、中国の88作品に次ぐ多さでした。


台湾からは顆粒さんの他に、Evergreen Yehさんが「カゲロウの島」で、張季雅さんが「異人茶跡4:茶に夢中 大稲埕」でそれぞれ入賞しています。