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台湾アニメを日本に紹介 東京で展示会、9作品を上映

  • 日付:2022-04-21
台湾アニメを日本に紹介 東京で展示会、9作品を上映

台湾のオリジナル商業アニメーション作品を紹介する「タイワニーズ・アニメーション 最新台湾アニメ展示会」が4月21日から東京・虎ノ門の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで始まりました。6月30日までの期間中、長編作品やテレビシリーズ計9作品の上映会を実施するほか、会場では予告編動画やグッズなどを展示し、台湾のソフトパワーを発信します。


台湾文化センターが主催し、台湾アニメ・漫画推進協会などが協力しました。


展示・上映されるのは台湾で1958年に発表され人気を博した漫画「諸葛四郎」を原作にした長編アニメ「諸葛四郎 - 英雄的英雄」や日本語版が千葉テレビで放送された「九藏猫窩(じょうざんみゃおうお)」などです。9作品のうち2作が長編となっています。アニメ監督の張永昌さんがキュレーターを務めました。


張さんは20日の開幕記者会見にビデオメッセージを寄せ、今回の展示では日本的な手法と米国アニメの表現力を融合させた台湾の商業アニメの独自性を見てもらえると紹介。日本の業界関係者に台湾アニメの技術力や親しみやすさを知ってもらうことで、台日間の交流や提携につながればと期待を寄せました。


会見に出席したアニメプロデューサーの竹内孝次さんは台湾のアニメ作品について、日本に比べてキャラクターの表情が豊かだと日台間の違いを指摘しました。