日本統治時代に警察宿舎として建てられた歴史的建築物を文化施設として再利用した北部・新竹市の「下竹町-南大路日式警察宿舎」で、新竹に住む人々の生活や都市の移り変わりを紹介する特別展が開かれています。写真や文物をテーマごとに展示し、かつての新竹人の生活の一こまを紹介しています。
同建物は市によって修復工事が行われ、今年、文化商業施設として生まれ変わりました。
市文化局によれば、文化部(文化省)のデータベース「国家文化記憶庫」に保存されている1万枚以上の新竹に関する写真の中から、ランドマークとなっている建物が写っているものを選び、新竹の歴史の輪郭を描き出しました。同局は、新竹に住む人々のかつての生活を理解するとともに、現在の日常風景とも照らし合わせてみてほしいとしています。
特別展は6月5日まで開かれます。
(写真は新竹市文化局提供)