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日本時代建設の建物を再利用 新竹の文化施設、修復終えて再開館 

  • 日付:2022-10-25
日本時代建設の建物を再利用 新竹の文化施設、修復終えて再開館 

日本統治時代建設の建物を利用した北部・新竹市の新竹生活美学館が10月22日、修復工事を終えてリニューアルオープンしました。修復工事を推進した文化部(文化省)の蕭宗煌政務次長は、日本時代には集会や芸術文化イベントが行われる重要な場所だった同建物がかつての姿を取り戻したことを喜びました。

同建物は1921年、新竹公会堂として建設されました。近年は老朽化が進んでいた他、空間の不足や水漏れなどの問題もあり、2019年から修復・再利用工事が進められていました。

生活美学館は文化部に属する施設で、新竹の他、中部・彰化、南部・台南、東部・台東にも同様の施設があります。蕭氏は、美術や歴史、考古学、文学などさまざまな文化関連のものを取り扱う生活美学館は文化部が台湾各地に設置した「拡散基地」だと言えると紹介しました。

新竹生活美学館では11月27日までの毎週末、芸術団体によるパフォーマンスが上演される他、北部9県市の出店者による物販も行われます。