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第59回金馬奨、劇映画作品賞に台湾映画「一家子児咕咕叫」

  • 日付:2022-11-20
第59回金馬奨、劇映画作品賞に台湾映画「一家子児咕咕叫」

映画の祭典「第59回ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)授賞式が11月19日、台北市の国父紀念館で開かれました。劇映画作品賞には台湾映画「一家子児咕咕叫」(Coo-Coo 043)が選ばれました。

「一家子児〜」はレース鳩で生計を立てる家族を描いた作品です。チャン・チンリン(詹京霖)監督がメガホンを取り、ヨウ・アンシュン(游安順)やヤン・リーイン(楊麗音)らが主演しました。同作は新人俳優賞も獲得し、2冠を制しました。

主演男優賞はアンソニー・ウォン(黄秋生)が香港映画「白日青春」(The Sunny Side of the Street)で、主演女優賞はシルビア・チャン(張艾嘉)が香港映画「燈火闌珊」(A Light Never Goes Out)でそれぞれ受賞しました。

日本人では作曲家の川井憲次が香港映画「リンボ」(智歯)で映画音楽賞にノミネートされていましたが、受賞は逃しました。

金馬奨は中国語映画界で最も古い歴史を持つ映画賞です。世界各地の中国語作品または華人が制作した作品を対象にしており、今年は計457作品の応募がありました。内訳は劇映画60本、アニメーション3本、ドキュメンタリー40本、短編劇映画228本、短編ドキュメンタリー63本、短編アニメーション63本となっています。