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台湾フィルハーモニック、日米で公演へ

  • 日付:2023-02-18
台湾フィルハーモニック、日米で公演へ

台湾の国立オーケストラ、台湾フィルハーモニック(NSO、国家交響楽団)が今年4月から米国や日本で公演を行います。2月17日には総統府で壮行会が開かれ、蔡英文総統がエールを送りました。

蔡総統は新型コロナウイルスの流行後と世界的な指揮者、準・メルクル氏の音楽監督就任後初の海外公演になると指摘。米国ではワシントンのケネディ・センターやニューヨークのリンカーン・センターで公演することに触れ「新たなマイルストーンを打ち立てた」とし「世界に向けて台湾の文化力を示す」と期待を寄せました。

また台湾フィルハーモニックは過去30年余りにわたって世界各地で公演を行い、台湾の国際的な知名度を向上させただけでなく、国内でも音楽ホールに足を運ぶブームをつくったとして感謝の意を示しました。

メルクル氏は、4月に米国、5月に日本で公演するとした上で、来年には欧州での公演計画があると明かし、台湾はさらに多くの世界の人々と友人になると述べました。

台湾フィルハーモニックの日本公演は5月6日に兵庫県立芸術文化センター、同8日に東京オペラシティで行われる予定です。