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アジア最大級のアートイベント、台北で開催 台湾の新鋭芸術家を紹介

  • 日付:2017-10-24
アジア最大級のアートイベント、台北で開催 台湾の新鋭芸術家を紹介

アジア最大級のアートイベント「アート台北2017」(台北国際芸術博覧会)が20~23日、台北市内で開かれました。今年は「私設美術館の台頭」をテーマに、15カ国・地域から123のギャラリーが集結し、3000点を超える芸術作品が展示されたほか、台湾の新鋭芸術家の作品を紹介する「Made In Taiwan(MIT)新人推薦特区」も設けられました。


MIT新人推薦特区は文化部(文化省)が台湾人芸術家の国際的な注目度を高めようと近年推進している新人発掘プロジェクトです。今年は80組の応募があり、選考を勝ち抜いた8人の作品が展示されました。


そのうちの1人、劉芸怡氏は、ドイツ留学中に廃墟に魅せられ、台湾帰国後も各地で古い建築物を撮影している芸術家です。アート台北では、台湾の離島・金門で撮影した洋館の写真などが展示されました。


会場では、ラグジュアリーブランドのシャッツィ・チェン(夏姿)と台湾芸術大学がコラボレーションした舞踊パフォーマンスや、台湾の近代画家に焦点を当てた絵画展なども行われ、来場者に台湾アートをさまざまな面から紹介しました。