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台湾アーティスト6組、サマソニなど日本の人気音楽フェスに出演

  • 日付:2016-08-15
台湾アーティスト6組、サマソニなど日本の人気音楽フェスに出演

日本各地で8月から10月にかけて開催されている4つの音楽フェスティバルに、台湾の人気バンドやアーティスト計6組が参加しています。文化部(文化省)が日本に台湾音楽を紹介するため2014年から展開する「台ワンダフル」の一環として出演するもので、参加アーティストらはパフォーマンスによって、日本の人々に台湾音楽の魅力を伝えています。


8月20~21日に開催された大規模ロックフェスティバル「サマーソニック」(サマソニ)にファイヤーイーエックス (Fire EX.、滅火器)、ハッシュ(HUSH)、エレファントジム(大象体操)が出演するのを皮切りに、9月にはクラウド・ルー(盧広仲)が福岡の音楽フェス 「サンセットライブ」に参加。10月にはフレッシュジューサー(血肉果汁機)が埼玉のヘビーメタルフェス「ラウドパーク」に、コスモスピープル(宇宙人) が大阪のライブショーケースフェス「ミナミホイール」に登場します。また、サマソニ開催前日の8月19日には、東京都内で前夜祭が開かれました。


日本での音楽イベント出演を前に、記者会見が8月3日、台北市内で開催され、参加バンドやアーティストが出席。それぞれ意気込みを語りました。


今年日本デビューを果たしたファイヤーイーエックス。サマソニには2012年にも出演しており、その経験が日本でのCDリリースにつながったといいます。ボーカルのサムは、「(今回は)音楽を披露するだけでなく、現地のファンにも楽しんでもらえる」と気合を示しました。


また、前夜祭について聞かれた際には、日本人が興味があるのは台湾の食べ物だと話し、会場では音楽とともに名物グルメも楽しめることを紹介。「食べ物もしっかりPRする。お腹を満たしてあげれば、いい印象を持ってもらえ、音楽も好きになってもらえるから」と冗談交じりに語りました。


台ワンダフルの座長を務めるバンド「ソニック」(閃霊)のドリスは、参加アーティストが単にステージを披露するだけでなく、現地のレコード会社ともコラボレーションの機会を探り、日本での発展につなげられればと期待を示しました。


今年4月に発生した熊本地震を受け、台湾の音楽を通じて日本に愛を届けられるようにとの願いから、参加アーティストにはお守り型クッションが贈られました。