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第26回金曲奨授賞式が6月27日に開催 豪華な顔ぶれ勢揃い

  • 日付:2015-07-01
第26回金曲奨授賞式が6月27日に開催 豪華な顔ぶれ勢揃い

台湾の権威ある音楽賞「第26回ゴールデン・メロディー・アワード」(金曲奨)の授賞式が6月27日、台北市の台北アリーナで行われました。同アワードは、台湾のみならず中華圏の音楽人から目標とされる賞で、前年1年間に発表された作品を対象に審査されます。


今年応募されたのは449枚のアルバム、計1万2890作品。これらによって26の賞が争われました。式には台湾のミュージックシーンを代表する豪華な顔ぶれが集結。人気アーティストによる特別ステージも交え、盛大に執り行われました。本編では受賞者の喜びの様子とコメントをお届けします。


◇最優秀中国語アルバム賞、ウイナーはジョリン・ツァイ(蔡依林)!

6部門、9項目でノミネートを果たしたジョリンのアルバム「[口丕]」(Play)が受賞。トロフィーを手にしたジョリンは「この場面を想像していました」と目を潤ませ、声を詰まらせました。「チームで作り上げた作品が認められるのは感動的」だと喜びを表現し、「音楽を作るのは難しい。


多くの人に応援してもらいたい」と音楽業界全体に対する支持を呼びかけました。「(元恋人の)ジェイ・チョウ(周杰倫)を下しましたね」との質問には「それがどうしたの」と笑顔でかわす場面もありました。


◇男女中国語歌手賞にはイーソン・チャン(陳奕迅)とアーメイ(張惠妹)

2003年に最優秀中国語男性歌手賞、2009年に最優秀中国語アルバム賞を受賞しているものの、式でトロフィーを受け取るのは今回が初となったイーソン。「忘れられない経験になった」と話し、トロフィーを大切にしたい気持ちを示しました。式のステージ上ではこみ上げる嬉しさを抑えきれない様子で「謝謝、台湾(台湾、ありがとう)」と叫び、喜びを爆発させていました。


アーメイは今回で3度目の受賞。自身の名前が呼ばれた瞬間から興奮冷めやらぬ様子で、ステージ裏の取材エリアでは絶えず「熱い」と話し、スタッフに汗を拭ってもらっていました。喜びを体いっぱいで表現した一方、受賞作「偏執面」はアーメイいわく"記念すべき作品”であるものの、アルバム全体としての受賞は逃したことから、「ノミネート作品が発表された時、実はがっかりした」と本音をもらす一幕もありました。


9月のコンサートを最後に引退する台湾語歌手、江ケイの持つ5度の受賞記録を更新したいとの発言も飛び出し、さらなる野心を見せました。(ケイ=草かんむりに恵)


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