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台湾人アーティスト、「震災復興への祈り」表現した作品を日本で展示

  • 日付:2015-06-26
台湾人アーティスト、「震災復興への祈り」表現した作品を日本で展示

新潟県新潟市で7月18日から「水と土の芸術祭」が開催されます。台湾出身の人気作家、王文志さんの作品も出品され、6月28日には作品の完成記念式典が同市内で開かれます。イベントでは王さんによる作品紹介などが行われるほか、台湾茶も振る舞われる予定です。


完成を迎えるのは「新潟の夢」と題された巨大な立体アートです。作品には2011年の東日本大震災で被害を受けた三陸産などの牡蠣殻が使われており、同じく被災した宮城県石巻市の小中学生や新潟市民からの復興への思いが描かれています。


王さんは2012年にも震災復興への願いを込めた作品「浴火鳳凰(よっかほうおう)」を同芸術祭に出品しました。


また、同じ新潟県の十日町市、津南町で7月26日から開催される世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」には、台湾から人気絵本作家のジミー(幾米)さんと、インスタレーション作家の林舜龍さんが参加。それぞれ現地に結びついたアートを披露する予定になっています。


水と土の芸術祭2015

大地の芸術祭の里