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横浜赤レンガ倉庫見学の洪文化部長、「文化保存の参考に」

  • 日付:2015-06-14
横浜赤レンガ倉庫見学の洪文化部長、「文化保存の参考に」

洪孟啓・文化部長は14日、芸術品などの保管を手掛ける寺田倉庫(東京都品川区)や横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市)を訪れ、文化保存に関する見識を深めました。洪部長は台北駐日経済文化代表処「台湾文化センター」(東京都港区)の開館に合わせて訪日していました。

寺田倉庫が運営する映像・音楽メディア保管センターで、古い映像の保管システムなどを見学した洪部長は、昔の映画の修復に取り掛かっていることに触れ、国家電影資料館や修復に携わる高雄芸術学院の関係者に同社を見学させたいとの考えを示しました。


同社では有名建築家の建築模型を多数保管し、先月開幕したミラノ国際博覧会では貸し出し展示を行なっているそうです。建築家を父に持つ洪部長は、日本の建築模型を台湾に運び、日本統治時代の建築模型と一緒に展示できればと期待を寄せました。


その後、横浜赤レンガ倉庫に足を運び、横浜市の関係者から施設について説明を受けた洪部長。メディアの取材には、民間と政府が協力し、政府によって周辺の環境が整備されたからこそ施設を活性化できたと感想を述べました。同市が民間に無期限で施設を貸与していることにも触れ、自国とは異なる文化施設の経営手法に大きな関心を示しました。


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