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台中国家歌劇院が落成 設計の伊東豊雄氏に名誉市民称号

  • 日付:2014-11-24
台中国家歌劇院が落成 設計の伊東豊雄氏に名誉市民称号

台中市の新しいランドマークとして建設が続いてた「台中国家歌劇院」(西屯区)が落成し、23日の記念式典には馬英九総統や胡志強・台中市長らが出席しました。この建物は日本人建築家の伊東豊雄氏がデザインを手がけました。


胡氏は歌劇院建設の最大の功労者だとして、伊東氏ら関係者に対して同市最高の栄誉に当たる「名誉市民」の勲章を授与しました。また、「世界建築史上で奇跡ともいえるこの歌劇院は、台中の誇りであるだけでなく、台湾の誇りだ」と語りました。


伊東氏は建築界のノーベル賞とされる「プリツカー賞」をはじめ、日本内外の賞を多数受賞している建築家です。台湾では2009年のワールドゲームズのメイン会場となった国家体育場(高雄市)や、松山文創園区(台北市)の「松山 台北文創ビル」などの設計を手がけました。


台中国家歌劇院は面積約5万7000平方メートル、高さ37.7メートル、地上6階、地下2階。大型ホール(2014席)、中型シアター(800席)、小型実験シアター(200席)を擁しています。


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