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台日合作「おもてなし」と台湾映画「小美」が開幕作に 香港国際映画祭

  • 日付:2018-03-01
台日合作「おもてなし」と台湾映画「小美」が開幕作に 香港国際映画祭

香港国際映画祭(3月19日~4月5日)のオープニング作品に、台湾のワン・ポーチエ(王柏傑)と日本人女優の田中麗奈がダブル主演する台日合作映画「おもてなし」(ジェイ・チャン=陳鈺杰監督)と台湾映画「小美」(マレン・ホアン=黄栄昇監督)の2作品が選ばれました。


「おもてなし」は、台湾の天大影業と日本の松竹撮影所が共同で製作しました。京都近郊にある温泉旅館再建の物語を通じて、「おもてなし」精神とはなにかを伝えるヒューマンドラマで、撮影は主に関西で行われました。台湾からはルー・シュエフォン(呂雪鳳)、ヤオ・チュエンヤオ(姚淳耀)らも出演しています。


今回の選出についてチャン監督は「キャストがこの作品のためにしてきた努力と素晴らしい演技がやっとみなさんに見てもらえる」と喜びを示しました。 


「小美」は広告業界出身のホアン監督にとって、初の長編作品。突然失踪した少女の生命の輪郭を、これまで交流があった9人の人物による語りと記憶を通してつなぎ合わせていきます。チョン・モンホン(鍾孟宏)監督がエグゼクティブプロデューサーと撮影を担当しており、今年のベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品されました。