メインのコンテンツブロックにジャンプします

台湾ドラマ、12月から世界16カ国で放送 文化部と外交部が支援

  • 日付:2018-12-10
台湾ドラマ、12月から世界16カ国で放送 文化部と外交部が支援

外交部(外務省)と文化部(文化省)の協力の下、台湾ドラマ「新世界」が12月から、世界16カ国で放送されることになりました。米国や中南米諸国、東南アジアのフィリピン、インドネシアで地域に応じて英語、スペイン語の吹替版が放送されます。外交部は、台湾のソフトパワーを活用し、文化外交を推進したいと期待を寄せています。


外交部は2014年からスペイン語圏を中心に台湾ドラマの普及を推進しており、同年には「結婚って、幸せですか」(犀利人妻)、2015年には「16個夏天」といった台湾でヒットした作品のスペイン語版が中南米諸国で放送されました。昨年に輸出を支援した「妻の純愛」(親愛的、我愛上別人了)はスペイン語に加え、英語版も制作し、対象をカリブ海の国交樹立国にまで広げました。支援4作品目となる「新世界」は、東南アジアや南アジア諸国との関係強化を目指す政府の「新南向政策」に呼応し、初めて東南アジアの国での放送を後押ししました。


「新世界」は、1枚の写真をきっかけに音信不通の幼なじみたちの消息を探ろうとしたところ重大事件に巻き込まれ、その過程で50年前の出来事の真相が暴かれていくという推理サスペンスです。