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「松本清張と台湾ミステリー小説」展、台日同時開催

  • 日付:2022-07-31
「松本清張と台湾ミステリー小説」展、台日同時開催

松本清張が台湾のミステリー小説に与えた影響などを紹介する「遺された指紋―松本清張と台湾ミステリー小説」展が台湾と日本の計3カ所で同時開催されています。


日本では、東京都内の台北駐日経済文化代表処台湾文化センター、北九州市立松本清張記念館、台湾では南部・台南市にある国立台湾文学館で、7月29日に開幕しました。


同センターでは同30日、同展に合わせ作家の京極夏彦氏を招き、講演会を開催しました。京極氏は、台湾のミステリー小説が日本で出版されることが増えてきたと言及。同展については、台湾と日本で同じ展示が見られるのは非常に珍しく、内容もこれまでにないものだと話しました。


台湾では日本のミステリー小説が広く読まれており、松本清張も台湾のミステリー作品の発展過程において大きな役割を担ったとされます。これに焦点を当てつつ、「華文推理小説の発信基地」となった台湾と日本のミステリー小説の交流史についてもひもといていきます。