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駐アルゼンチン代表処、台湾映画100作品以上を現地の美術館に寄贈

  • 日付:2015-10-30
駐アルゼンチン代表処、台湾映画100作品以上を現地の美術館に寄贈

中華民国駐アルゼンチン代表処はこのほど、台湾の中国語映画100作品余りをブエノスアイレス・ラテンアメリカ・アート美術館に寄贈しました。現地時間10月27日には同美術館で寄贈式が行われ、代表処の黄聯昇代表は、今後作品を活用し、利用者に恩恵をもたらしてもらえればと述べました。



寄贈されたのは代表処が所蔵していた16ミリフィルムのフィクション映画で、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)やエドワード・ヤン(楊徳昌)、アン・ リー(李安)など台湾を代表する有名監督の作品も含まれています。これまでにはアルゼンチン各地の映画祭などでの上映に使用され、現地の映画関係者や一般の観客から好評を得ていました。黄代表によると、科学技術の進歩に伴い、映画の製作や上映の方式が変わったため、寄贈の運びとなりました。



同美術館附属映画資料館の代表は、多くの大使館などが古い資料を処理する場合、廃棄という形を採っている中、新たな所蔵者を見つけ出した台湾の代表処の行為に称賛を送りました。さらに、きちんと整理して保管し、活用することを約束しました。来年2月以降には寄贈された映画を上映するイベントの開催が予定されています。