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恋したくなる?遊び心いっぱいの員林新駅舎、11月に供用開始へ

  • 日付:2014-03-29
恋したくなる?遊び心いっぱいの員林新駅舎、11月に供用開始へ

彰化県員林鎮の市街地で進められている鉄道の高架化工事に伴い建設されている員林の新駅舎が今年11月にも供用を開始することになりました。駅周辺には日本人現代アーティスト、草間彌生さんが制作した恋をテーマにした作品などが飾られる予定で、芸術の醍醐味が楽しめるデートスポットが誕生する予定です。



高架化区間は全長約4キロで総経費はおよそ60億台湾元(約201億円)。開通後は旧駅舎や鉄道施設の撤去とともに駅前広場と高架下の美化工事が行われ、2016年1月に竣工します。



新駅舎の外観は木々などを使って「ライト」「シンプル」「モダン」を表現し、内部には「希望を胸に」などとうたったオブジェが設置されるほか、開通後の駅前広場には「ハイヒールをはいて恋人に逢いにゆこう」と題した草間さんの作品が展示されます。



これは地元の特色ある花々や植物、果物などの特産品をモチーフに、駅舎の外見や鉄道要素などを組み合わせて特別にデザインされた高さ2.5メートル、直径4 メートルに及ぶ大型作品で、少女が駅でドキドキしながら恋人を待っている気持ちが込められているとのことです。来年6月の設置完了後は"デートに最適な駅”とし て人気が集まりそうです。