中華民国文化部2018年「台湾文化スポットプロジェクト」について
2018年1月改定
一、プロジェクトの目的
文化部(以下、本部とします)は、国際文化交流を促進し、海外の皆さんに台湾文化を知り、楽しんでもらえるよう、世界の芸術・文化専門機関や主要な大学と長期的なパートナーシップを結び、資源を共同活用することにより、多様で深みのある台湾文化に関する活動を行います。
二、申請資格
世界各地の芸術・文化専門機関や教育機関、協会、組織などが申請可能です。これには、博物館、美術館、パフォーマンスセンター、芸術推進協会など(以下、各機関とします)が含まれます。社会や専門分野コミュニティーでの影響力のある芸術・文化専門機関を優先して審査します。
三、協力の原則
本プロジェクトは、世界規模でのコンペとなります。協力する双方による共同出資を奨励するもので、申請者が一定の出資計画があるものを優先します。1案件の補助額は4万米ドルを上限とします。
四、協力テーマと活動様式
(一)台湾の現代文化を中心とした芸術・文化活動。舞台芸術、視覚芸術、映画、テレビ、音楽、文学、出版、史学、漢学、工芸、文化クリエイティブ、文化財、町づくりなどが該当します。
(二)活動様式は、芸術・文化パフォーマンス、展示会、映画上映、講座、フォーラム、ワークショップ、現地の中心的な芸術・文化展示会やイベントリソースとの連携による活動、また、これらの様式を合わせて発展させた芸術・文化トピックや、一連のイベント(例えば、台湾マンス、台湾ウイーク)、人材育成交流、産業協力など。
五、申請方法
(一)近くの本部海外事務所に申請。(海外事務所の連絡先はこちらをご覧ください)企画書(付属資料1)とその他、審査に必要な書類、資料を提出してください。
(二)2018年のプロジェクトは、2018年2月28日までに、本部海外事務所を通して本部に申請してください。期限を過ぎたものは受理しません。審査結果は3月末に公表予定です。
六、審査基準
(一)各機関の影響力:申請機関と申請者の重要性や活動実行力、芸術・文化業界での交流ネットワークなど。
(二)テーマの明確性:台湾文化の独自性と文化テーマが表現されているか。
(三)内容の完成度:活動の多様性や芸術・文化面の専門性、適切な予算計画、主要コミュニティーでの幅広い双方向性や奥深さを備えているか。
(四)革新的なPR:メディア戦略の柔軟性や、多様なマーケティング計画(スマートフォンアプリ、SNSなど)
(五)資源の統合性:経費の自己調達率や、主要機関との連携具合、協力ネットワークの影響力。
(六)今後の発展性:継続実施できる潜在力と成果の応用価値。
七、実施と審査の取り消し
(一)審査を通過した案に大幅な変更があった場合、各機関は、活動開始の1カ月前までに、本部海外事務所に書面で通知してください。変更後の企画は、評価と経費の見直しを本部に報告し、承認されて、改めて有効となります。
(二)審査を通過した案(変更が承認された案を含む)は、2018年11月10日までに実施完了する必要があります。また、11月30日までに成果報告と収支明細表、領収書を本部海外事務所に提出してください。余剰金がある場合は、合わせて返還してください。
文化部 お問い合わせ先
+886-2-8512-6714
+886-2-8512-6705
付属資料1
「台湾文化スポットプロジェクト」企画書
一、企画名
二、企画実行団体(機関名と主要事項の紹介)
三、企画責任者/連絡担当者(姓名、役職名、専門経歴の簡単な紹介、連絡先)
四、企画の目的
五、企画内容(活動テーマ、内容、回数、協力先など。台湾の団体や専門家を招く計画がある場合は、その人選をリストアップしてください)
六、活動スケジュール(年度と月)
七、PR計画(活動に関する特設サイト開設、ニューメディアやSNSでのPR、地元メディアによる取材、ニュースリリース発表、記者会見開催、印刷物制作など)
八、予算計画(企画全体の予算額と詳細、自己調達額とその割合、その他の資金の調達元、文化部への申請額)
九、投じる資源について(機関の執行支援、スタッフ、場所、設備についての説明)
十、見込まれる成果とその後の計画