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版画の趣を味わう-台日版画交流展

  • 日付:2018-12-10
版画の趣を味わう-台日版画交流展

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで11月2日から12月4日の期間、「4x4版印趣·台日版画交流展」が開催されました。この展覧会では、台湾と日本の版画家の代表的な計28作品が展示され、台日双方の版画芸術に対する認識と交流が深まりました。

 

台湾文化センターの朱文清センター長はあいさつで、次のように述べています。「台湾と日本の版画界は非常に緊密な交流を行っています。台湾版画界の先駆者である廖修平氏は以前、筑波大学で講義を行ったことがあるなど、日本の版画界でも有名で、広い交友関係をお持ちです。当センターは設立以来3年で、廖氏の協力の下、台日版画交流展を2度開いており、2度目の今回も廖氏の尽力で、台湾、日本の女性版画家8人のそれぞれ特徴ある作品を展示しています」。

 

今回出展した作家は、日本からウチダヨシエ氏、京野早苗氏、宮山加代子氏、菱田俊子氏。一方、台湾からは、劉裕芳氏、金ゲン辰氏、李佩璋氏、廖孟鈴氏で、台日計8人。凸版、凹版、平版、孔版、さらには混合技法といった創作技法で、観客を版画の世界に誘いました。(ゲン=火へんに玄)


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作品を説明する台湾の版画家、劉裕芳氏