国立台湾歴史博物館で2月2日に開幕セレモニーが行われた国際特別展「跨ぐ・1624:世界の島台湾」は、2年以上前から企画・準備が進められてきました。同特別展では、日本やオランダをはじめとする内外の20カ所近い代表的な機関から百点余りの収蔵品が集結し、400年にわたる東アジア貿易の隆盛を再現しています。
開幕まで秒読みとなった時期、各国の文化財が続々と海を渡って台湾に到着。国立台湾歴史博物館で1月24日、荷ほどきされました。日本の国立歴史民俗博物館と神戸市立博物館は、輸送に当たって学芸員を派遣。学芸員自ら引き渡し、展示を行い、文化財に最大限の注意が払われました。今回、日本から出張展示される文化財は、海外貿易や外国との交流に関する絵画、陶磁器、漆器などです。
「跨ぐ・1624:世界の島台湾」特別展は台南市の国立台湾歴史博物館で開催され、会期は2月1日から6月30日まで。特別展の詳細やイベント、シャトルバスの運行スケジュールなどについては、国立台湾歴史博物館公式サイト(nmth.gov.tw)または、フェイスブック(facebook.com/NMTH100)をご覧ください。