メインのコンテンツブロックにジャンプします

台湾・スイス共同制作の舞台劇「這不是個大使館」、台湾の立場語る

  • 日付:2024-03-15
台湾・スイス共同制作の舞台劇「這不是個大使館」、台湾の立場語る

文化部(文化省)と同部の海外拠点の一つである駐フランス代表処台湾文化センターの支援の下、台湾とスイスの共同制作による舞台劇「這不是個大使館」(仮訳:ここは大使館ではない)が、スイス・ローザンヌで8公演行われました。世界で初めて、台湾の国としての位置付けと外交的立場を直接的に指摘した舞台作品で、現地で開催された文化イベント「Festival Programme Commun」の目玉となりました。

 

「這不是個大使館」は台湾の総合芸術文化施設である国家両庁院とスイスのローザンヌ・ヴィディ劇場の共同制作で、ドイツで結成されたアートプロジェクトユニット「リミニ・プロトコル」のシュテファン・ケーギ(Stefan Kaegi)さんが脚色・演出を担当。台湾と欧州のチームが1年以上をかけて作り上げました。

 

「這不是個大使館」は、元大使、NGOトップ、気鋭のアーティストという役者経験のない3人が、各国の劇場で台湾の大使館開設や外交の実際のシーンをシミュレーションするもので、台湾の国としての特殊な位置付けと国際情勢を観客に考えてもらおうとするもの。「這不是個大使館」は、3月24日までスイス・ローザンヌで開催された文化イベント「Festival Programme Commun」で8公演行われました。