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山形市で「台南フェア」開催 古都の魅力伝える

  • 日付:2023-07-10
山形市で「台南フェア」開催 古都の魅力伝える

山形市で7月8、9日の2日間、「台南フェア」が開催されました。会場では、滷肉飯 (ルーロー飯)や豆花といった台湾グルメなどが集結。台南市の葉沢山副市長も訪問団を率いてオープニングセレモニーに駆け付け、来年、台南で開催される台湾灯会(台湾ランタンフェスティバル)をPRしました。

 

葉副市長はあいさつで、台南市は台湾で最も古い都市で、豊かな歴史文化やさまざまな特産品があると紹介。2024年には台湾ランタンフェスティバルや台湾国際ラン展といったイベントが開かれるとして、日本の皆さんにぜひ、台南を訪れていただきたいと述べました。

 

また、葉副市長は、台南フェアの会場に入った途端、非常に台南らしい雰囲気を感じ、家に帰ったようだとコメント。会場には、台南の古地図や山形の学生による台南研究が展示されており、とても感動したと述べました。また、台南市の黄偉哲市長もビデオメッセージで祝辞を寄せ、新鮮で甘いマンゴーを贈っています。

 

来月、台南の金城中学校野球チームとの交流を予定している山形の野球チームメンバーも会場を訪れ、葉副市長らとあいさつを交わしました。

 

山形市の佐藤孝弘市長は、両市が2017年12月に友好都市協定を結んで以来、野球やランタンなど数多くの交流イベントを開催してきたと紹介。今回の台南フェアは、市民の皆さんが見て、触れて、味わって、五感で楽しんで台南を知ってもらえるように企画されたと説明しました。

 

台南フェアの会場には、台南と山形にちなんだ手描きランタンが飾られました。また、台湾のドキュメンタリー映画上映や台湾語の絵本読み聞かせなどが行われたほか、料理教室も開催され、日本の参加者にルーロー飯の作り方がレクチャーされました。さらには、豆花やコーヒー、パイナップルケーキなどを販売する台湾屋台もあり、山形市民の皆さんが台湾の味を楽しみました。