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業務概要

映画、テレビ、流行音楽の発展と、産業を越えた資源統合を促進し、健全な法令環境の整備と、産業のデジタル発展を進めます。また、台湾の映画・テレビ・音楽作品の文化的特徴と優位性を強化し、我が国の文化ソフトパワーを発展させ、これを国際社会に広めます。主な業務は以下の通りです。

一.映画産業に関する政策の企画と推進。
二.映画産業に関する法規の検討、立案・修正。
三.ラジオ、テレビ産業に関する政策の企画と推進。
四.ラジオ、テレビ産業に関する法規の検討、立案・修正。
五.流行音楽産業に関する政策の企画と推進。
六.流行音楽産業に関する法規の検討、立案・修正。
七.映画、ラジオ、テレビ、流行音楽に関する財団法人に対する監督と助言指導。
八.このほか、映画、ラジオ、テレビ、流行音楽の発展に関する事項。

コア業務


一.映画、テレビ、音楽の発展政策を策定し、関連産業の国内での基盤作りや、国際社会との歩調の一致を促進し、我が国の文化の存在感を高めます。

二.映画、テレビ、音楽に関する法規と関連措置の制定により、我が国の映画、テレビ、音楽の健全な発展環境を構築します。具体的には、公共メディア法を改正し、公共メディア国際コミュニケーションチャンネルを設置することや、民間資源をとりまとめて、国家レベルのOTTサービス(インターネットによるコンテンツ配信サービス)プラットフォーム設立、国家電影中心(国家映画センター)に関する法制化推進などがあります。

三.文化コミュニケーション政策を制定し、地方の映画、テレビ、音楽体験及び産業クラスター発展計画を推進します。また、通信関係の監督機関である国家通訊伝播委員会とともに、監督指導する基盤メカニズムを構築し、関連産業の発展に向けた法規制度、具体的には、テレビの自社制作番組比率やOTT国際規範統治メカニズムなどの整備に協力していきます。

四.国家映画センターの劇場設置や運営を通して、我が国における映画芸術文化に接する体験を増やし、文化振興を図ります。

五.「北部流行音楽センター」と「海洋文化及び流行音楽センター」というハード施設2カ所の建設に、ソフト計画の推進を加えて、人材育成と参加人口拡大を進めます。これにより、流行音楽の多機能性を調和させたクラスター効果を形成することで、我が国の流行音楽産業の二大けん引役とします。

六.映画文化の影響力を掘り下げ、国の映画文化財の保存や活用、PRを強化します。また、台湾のアカデミー賞ともいわれる「金馬奨」や「台湾電影工具箱(台湾シネマツールキット)」、ドキュメンタリーの海外マーケティングなどを通して、台湾の映画文化の国際的存在感を広めます。

七.映画、テレビ、流行音楽産業の国際経済協力というテーマについて、同産業の文化と影響評価、対応戦略を検討し、法規制ギャップ調整の見直しを行い、業界とのコミュニケーションを図って、理解に努めます。

国際交流


一.我が国のドキュメンタリー映画の海外市場開拓を進め、台湾のドキュメンタリー映画ブランド「Taiwan Docs」のイメージ確立を支援するため、「台湾ドキュメンタリー映画海外展開計画」を実施します。これにより、我が国が長年蓄積してきた成果を海外に広めていきます。

二.有効なツールを提供し、台湾の映画とドキュメンタリーの海外PR効果を高め、各国の人々が台湾の映画と文化を知る機会を増やすため、「台湾電影工具箱(台湾シネマツールキット)」を実施します。このプロジェクトでは、専用サイトを設置して、毎年、完成フィルムのアーカイブスを制作。国外の文化機関や我が国の在外機関による海外での映画をテーマとしたイベント実施時に作品を提供し、また、海外のキュレーター向けの試写を行い、我が国の映画文化を海外にPRしていきます。

三.公共テレビ法改正を推進し、公共メディアによる国際チャンネル設立を実現することで、我が国の観点に立ったニュースを発信し、国際コミュニケーションと国際協力を促進し、台湾と国際社会との交流ルートを構築すると同時に、台湾のブランドイメージを確立し、ひいては、国の文化的価値観を輸出して、我が国の国際発言権取得を目指します。