国立台湾美術館と国立台湾工芸研究発展センターという国レベルの施設が初めて協力し、主催する特別展「日月頌―顔水龍与台湾(An Ode to the Sun and the Moon Yen Shui Long's Formosa)」が開催中です。この展覧会は、芸術家の顔水龍氏が残した素晴らしい ...もっと
評論家で翻訳家、エッセイストでもあった作家の斉邦媛さんが3月28日、逝去しました。享年101。史哲文化部長(文化相)は、訃報を受けて深く哀悼の意を表しました。史部長は斉邦媛さんについて、台湾文学と世界の間に初めて交流の架け橋を築いた重要な翻訳者であり、また、台湾に西洋文学の思想を広め、台湾文学を世界 ...もっと
台湾の文化を発信するイベント「TAIWAN PLUS」が今年、会場を京都に移し、5月11日と12日に京都最大級のイベント会場、京都市勧業館みやこめっせで開催されます。記者会見が3月26日、京都府内で開かれ、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)や共催する京都府の鈴木一弥副知事らがイベントを ...もっと
台湾中部・台中市の国立台湾美術館が主催する「台湾インターナショナル・ライト・フェスティバル(台湾国際光影芸術節)」が3月16日から4月28日の期間、同美術館で盛大に開催されています。 国立台湾美術館によりますと、今年の台湾インターナショナル・ライト・フェスティバルは「Shadow Is T ...もっと
東京都内で3月5日、外務省が主催する第17回日本国際漫画賞の授賞式が行われ、最優秀賞に輝いた台湾人漫画家、簡嘉誠さんが出席して上川陽子外相から賞状を受け取りました。簡さんは、台湾の漫画がより発展していくことを望んでいると語りました。 同賞には世界82カ国・地域から587作品が寄せられました ...もっと
1624年は台湾が世界の表舞台に出た起点となる年でした。その重要な年を振り返るため、文化部(文化省)は屋外で行う歌仔戯(台湾オペラ)の大作「1624」を企画。2024年2月24、25日に台南で盛大に上演されました。2024年は台南400周年の年にも当たります。「1624」では、孫翠鳳さんや唐美雲さん ...もっと
第32回台北国際ブックフェア(台北国際書展)は初日の2月20日、開幕式が行われました。開幕式には、蔡英文総統や文化部(文化省)の李静慧政務次長(副大臣)、台北書展基金会の呉韻儀董事長(理事長)、オランダ在台弁事処のGuido Tielman代表(オランダ大使に相当)、さらには各国の駐台湾大使、台湾内 ...もっと
国立歴史博物館(史博館)の改修工事が完了し、2月21日に再開館しました。2月7日には看板除幕式が行われ、王長華館長や史哲文化部長(文化相)、改修に携わった専門家らが出席しました。 「ここは歴史博物館であるだけでなく、博物館自体が台湾の歴史を表している」。史部長はそう述べ、国立歴史博物館は、 ...もっと
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターと誠品生活が共催し、中華文化総会のカルチャー雑誌「新活水」が協賛する「台湾絵→Way to Taiwan台日イラスト特別展」が9月12日、台湾文化センターで開幕しました。会期は10月31日まで。この特別展では、台湾と日本のイラストレーター14人の作品計 ...もっと
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターと紀伊国屋書店は昨年、日本の6都市で開催したブックフェアが大変好評をいただきました。これに続いて今年も、8月末から10月31日の期間、日本全国の33店舗以上の紀伊国屋書店で「おすすめ台湾本」ブックフェアを順次開催しています。9月6日には、紀伊国屋書店新宿本店でオ ...もっと
台湾文化発信イベント「TAIWAN PLUS」が9月16日から2日間、東京・上野恩賜公園で開催されるのを前に、8月8日には東京の誠品生活日本橋でPR会見が行われました。出席した台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)は、昨年は20万人が来場したことに触れ、今年はさらに多くの人を引き付けたいと ...もっと
台湾タピオカミルクティーの店が日本の街中でも多く見られ、流行しています。こうしたトレンドを受けて、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは8月31日まで、同センターで、台湾茶文化と台湾茶器選「台湾茶のある暮らし」展を開催しています。この展覧会では、台湾の芸術家である張清淵さん、林貴生さん、林国信さん ...もっと
台湾人アーティスト3人の作品を集めた展覧会が6月3日、山口県山口市の山口情報芸術センター(YCAM)で始まりました。「浪のしたにも都のさぶらふぞ」などの作品を展示しています。「浪のしたにも~」は日本の近代化とともに産業が発展し、国際貿易港が誕生した福岡県北九州市の門司と門司港を舞台に、人形浄瑠璃とC ...もっと
台湾と日本の芸術家の版画や油絵などを展示する「2023台日美術交流展」の開幕式が4月8日、台北市の国父記念館で開かれました。計140点が展示されており、台日の芸術交流展としては新型コロナウイルスの感染拡大以降で最大規模だとしています。台湾の美術団体「台湾今日画家協会」と日本の「新構造社」が共同で開催 ...もっと
がんで亡くなった娘が暮らした台湾の各地を巡り、その風景を描いてきた画家、藤井克之さんの個展「台湾を描く 藤井克之墨彩画展」が3月15日、東京・虎ノ門の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで始まりました。細やかな線で縁取られた水墨画を優しい色使いで彩った作品の数々。藤井さんは描きたい場所がまだ多くあ ...もっと
台湾と日本の漫画家が互いに感謝を込めて描いた色紙を展示する「漫画の絆 台日色紙展」が3月9日、東京都内の書店で始まりました。この日オープニングセレモニーが開かれ、あいさつに立った謝長廷駐日代表(大使に相当)は、漫画は言葉の壁を乗り越えられると語り、漫画で台日の絆を築くことは双方にとって最高の友情の証 ...もっと
台湾の原住民(先住民)音楽研究のパイオニアであるCalaw Mayawはアミ族で、1936年、台湾東部・花蓮県生まれ。台湾の民族音楽の調査と研究に人生をささげ、台湾の原住民音楽の伝承に力を注ぎました。原住民音楽がまだ重要視されていなかった時代に、土地と生活に根ざしたメロディーを保存し、台湾の音楽を豊
陳耀昌は1949年、台湾南部の台南に生まれました。両親の影響で幼い頃から読書好きで、台南第一高校を卒業後、台湾大学医学部医学科に進学。米シカゴのRush-Presbyterian-St. Luke’s Medical Centerで血液学の研究員を務めた経験もあります。帰国後は
台湾新文化運動紀念館の前身は日本統治時代の台北北警察署です。1933年に建設され、当時の台湾北部の経済の中心地だった大稲埕にあります。大稲埕は日本統治時代の末期、台湾の民主政治、社会運動の起源の地でもありました。台北北警察署には、政治理念を唱え、植民地政府に従わなかった台湾のエリート層が捕らえられて
文夏の本名は王瑞河といい、1928年に台湾南部・台南に生まれました。幼い頃から歌の才能を発揮し、小学校を卒業後、東京に渡って声楽、作曲、ピアノ、ギターを学びます。57年、文夏は歌の上手な少女4人とバンド「文夏四姉妹」を結成。数多くのレコードを出し、コンサートツアーで各地を飛び回りました。62年、文夏
台湾南部・屏東県屏東市にある屏菸1936文化基地(Pingtung 1936 Tobacco Culture Base)の前身は、1936年に設立された屏東菸葉廠(屏東たばこ工場)です。元の名称を「屏東支局菸草再乾燥場」といい、日本統治時代から屏東のタバコ耕作地での耕作技術指導や買い付け、加工貯蔵の