台湾の詩人である零雨さんが、米国の第9回「紐曼華語文学奨(Newman Prize for Chinese Literature)」を受賞。オクラホマ大学のフレッド・ジョーンズ・ジュニア美術館で3月28日夜、盛大に授賞式が行われました。零雨さんはあいさつで、自身は詩という形で半世紀にわたる台湾社会の ...もっと
文化部(文化省)は3月31日、「第1回百大文化基地(Taiwan Culture Base)」に選ばれた110カ所のリストを公表しました。選ばれた施設には、第1回の入選証明と50万台湾元の奨励金が贈られます。李遠文化部長(文化相)は、今後、各地の創意あふれる文化基地により、全国民が、台湾の歴史の流れ ...もっと
台南国家美術館設立準備室が台南市美術館2館に設置され、開館に向けた計画が進められます。台南国家美術館設立の使命を明確にするため、特別展「フォルモサの時代―台湾近現代美術の知識と啓蒙」が台南市美術館により開催されています。同展覧会は、黄土水や陳澄波といった、1950年以前に生まれた時代を代表する芸術家 ...もっと
国立台湾美術館が主催する回顧展「廖修平90大展(A 90-year Retrospective of LIAO SHIOU-PING)」の開幕式が3月22日、行われました。この展覧会では、廖修平さんの版画から油絵、彫刻にまでわたる多様な作品を紹介。戦後に活躍しているこのベテラン芸術家を観客の皆さんに ...もっと
第20回大阪アジアン映画祭は3月23日、クロージング・セレモニーと授賞式を開催。台湾映画「我家的事(我が家の事)」の主人公家族を演じたカオ・イーリン(高伊玲)さん、ラン・ウェイホア(藍葦華)さん、ツェン・ジンホア(曾敬驊)さん、ホアン・ペイチー(黃珮琪)さんの4人が同時に「薬師真珠賞」を受賞しました ...もっと
「百大文化基地徴選」計画PRのため、文化部(文化省)の李遠部長(大臣)が3月15日、苗栗県を訪問。同県苑裡鎮初の独立系書店「苑裡掀海風」と、苗栗で唯一、手びねりで大型の甕を製造している同県銅鑼郷の銅鑼窯を視察しました。 李遠部長が最初に訪れたのは苑裡鎮で初の独立系書店「苑裡掀海風」。創業者 ...もっと
台北ファッションウイーク25秋冬が3月27日から30日の期間、台北市の松山文創園区で開催されます。これに先立ち、このほど、キービジュアルが公開されました。「時尚・無盡(Endless Fashion)」をコンセプトとし、台湾の優れたデザイナーとともに、完全循環型の持続可能なファッションを提唱します。 ...もっと
文化部(文化省)の海外拠点の一つである駐ロサンゼルス台北経済文化弁事処台湾書院と米文芸翻訳者協会(American Literary Translators Association,ALTA)が共同で、2025年の新進翻訳者メンターシッププログラムを実施。シアトル在住のLya Shafferさんが選 ...もっと
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターと誠品生活が共催し、中華文化総会のカルチャー雑誌「新活水」が協賛する「台湾絵→Way to Taiwan台日イラスト特別展」が9月12日、台湾文化センターで開幕しました。会期は10月31日まで。この特別展では、台湾と日本のイラストレーター14人の作品計 ...もっと
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターと紀伊国屋書店は昨年、日本の6都市で開催したブックフェアが大変好評をいただきました。これに続いて今年も、8月末から10月31日の期間、日本全国の33店舗以上の紀伊国屋書店で「おすすめ台湾本」ブックフェアを順次開催しています。9月6日には、紀伊国屋書店新宿本店でオ ...もっと
台湾文化発信イベント「TAIWAN PLUS」が9月16日から2日間、東京・上野恩賜公園で開催されるのを前に、8月8日には東京の誠品生活日本橋でPR会見が行われました。出席した台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)は、昨年は20万人が来場したことに触れ、今年はさらに多くの人を引き付けたいと ...もっと
台湾タピオカミルクティーの店が日本の街中でも多く見られ、流行しています。こうしたトレンドを受けて、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは8月31日まで、同センターで、台湾茶文化と台湾茶器選「台湾茶のある暮らし」展を開催しています。この展覧会では、台湾の芸術家である張清淵さん、林貴生さん、林国信さん ...もっと
台湾人アーティスト3人の作品を集めた展覧会が6月3日、山口県山口市の山口情報芸術センター(YCAM)で始まりました。「浪のしたにも都のさぶらふぞ」などの作品を展示しています。「浪のしたにも~」は日本の近代化とともに産業が発展し、国際貿易港が誕生した福岡県北九州市の門司と門司港を舞台に、人形浄瑠璃とC ...もっと
台湾と日本の芸術家の版画や油絵などを展示する「2023台日美術交流展」の開幕式が4月8日、台北市の国父記念館で開かれました。計140点が展示されており、台日の芸術交流展としては新型コロナウイルスの感染拡大以降で最大規模だとしています。台湾の美術団体「台湾今日画家協会」と日本の「新構造社」が共同で開催 ...もっと
がんで亡くなった娘が暮らした台湾の各地を巡り、その風景を描いてきた画家、藤井克之さんの個展「台湾を描く 藤井克之墨彩画展」が3月15日、東京・虎ノ門の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで始まりました。細やかな線で縁取られた水墨画を優しい色使いで彩った作品の数々。藤井さんは描きたい場所がまだ多くあ ...もっと
台湾と日本の漫画家が互いに感謝を込めて描いた色紙を展示する「漫画の絆 台日色紙展」が3月9日、東京都内の書店で始まりました。この日オープニングセレモニーが開かれ、あいさつに立った謝長廷駐日代表(大使に相当)は、漫画は言葉の壁を乗り越えられると語り、漫画で台日の絆を築くことは双方にとって最高の友情の証 ...もっと
日本統治時代から「中華民国への復帰」という時期の台湾で、日本語と中国語の教育を受けた高而潘は、台湾の戦後第1世代の建築家です。建築という専門分野から国家建設の推進に協力し、社会の変化を考え、また、美しさと実用性を追求しました。業界団体と体制改革においては、建築業界の専門家らと団結して住環境と公共の安
医師であり作家でもあるトパス・タナピマは台湾中央部・南投県信義郷生まれで、ブヌン族。祖父は集落の頭目で、父はキリスト教の牧師です。トパス・タナピマは高雄医学院(現高雄医学大学)医学科の公費生に合格し、同大学で学んでいる間、大学の文学クラブ「阿米巴詩社(Amoeba Poem Club)」に参加し、文
鄧南光、本名・鄧騰煇は1907年、新竹県北埔の客家の名家に生まれ、17歳から日本で高校、大学の教育を受けました。法政大学経済学科で学んでいる時にカメラ部に入り、写真撮影に魅了されました。写真雑誌「カメラ」に初めて投稿した作品が入選し、カメラに対する熱は一層高まりました。ライカで撮影した作品は、第1回
簡嘉誠は台湾の漫画家で、1978年台北市生まれ。輔仁大学英語英米文学科を卒業しました。2005年に漫画誌「挑戦者月刊」から「小紅帽愛上大野狼」で本格デビュー。日本の外務省が23年12月、同省主催の第17回日本国際漫画賞で、簡嘉誠の「青空下的追風少年(青空のもと、風追う少年)」が82カ国・地域から寄せ
台湾北部の基隆港から約56キロに位置する火山島である彭佳嶼。彭佳嶼灯台はこの島にあります。彭佳嶼灯台の塔高は26.2メートル。1906年に建設が始まりましたが、強烈な季節風と海象の厳しさで建設資材の運搬が難しく、完成したのは09年7月末、稼働したのは同年9月20日でした。彭佳嶼灯台は日本統治時代とし