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台湾原住民の美しい音色 東京でTAIWAN PLUS開催

  • 日付:2023-09-07
台湾原住民の美しい音色 東京でTAIWAN PLUS開催

中華文化総会と誠品生活が9月、東京で台湾文化発信イベント「TAIWAN PLUS 2023 台日一緒に」を開催します。アミ族の打楽器バンド「AMIS旮亙楽団(アミス・カケン楽団)」や台湾原住民(先住民)音楽文化ブランド「Nanguaq那屋瓦」の歌手らが出演し、原住民の美しい音色を披露します。

 

中華文化総会の李厚慶秘書長はニュースリリースで、原住民文化は台湾文化の重要な要素だと述べています。今年のTAIWAN PLUSの音楽ライブは「島の仲間たち」がテーマ。海洋国家としての台湾が誇る文化の特色を示し、自信をもって隣国に向かい、音楽によって隣の島との結び付きを築くとしています。

 

また、李氏は、原住民行政を所管する原住民族委員会の支持の下、AMIS旮亙楽団やNanguaq那屋瓦の歌手であるKiviさん、曽妮さん、真愛さんの3人が東京を訪れ、日本の皆さんに台湾原住民の美しい音色を披露すると説明しました。

 

中華文化総会によりますと、誠品生活は9月から、誠品生活日本橋で1カ月にわたって台湾をテーマにしたイベントを開催します。このイベントでは、東部・花蓮県のカバラン族のバナナ繊維工芸品の展示販売を行います。また、中華文化総会は、一つの道を究めた職人やアーティストを紹介するドキュメンタリー「匠人魂」シリーズで、カバラン族のバナナ繊維工芸の伝承者である厳玉英氏と、東部・台東県の原住民集落に伝わるアミ族の音楽の保存と伝承を目的に設立された杵音文化芸術団の高淑娟団長を取り上げています。今回のイベントでは、日本語版の「匠人魂」を上映し、日本の皆さんにも台湾原住民文化の美を深く知ってもらいたいとしています。

 


(写真は中華文化総会提供)