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文化部の史哲部長がフランス訪問

  • 日付:2023-09-20
文化部の史哲部長がフランス訪問

史哲文化部長(文化相)は9月15日から、欧州外遊の訪問先の一つであるフランスを訪れ、台仏文化奨(文化部と、フランス学士院を構成する五つのアカデミーの一つ、倫理・政治学アカデミーが共同で設立した文化賞)を執り行ったほか、Fiminco財団(Fondation Fiminco)やラ・ヴィレット(La Villette)、ル・サンキャトル(Le Centquatre-Paris)、建築・文化財博物館(Cité de l’architecture et du patrimoine)といった主要文化施設を訪れました。

 

パリ五輪が2024年7月26日から8月11日の日程で開催されます。これと同時に、パリ市は「文化五輪」として、各国を招いて文化交流などを行う文化プログラムを企画しています。史哲部長は、文化五輪のパビリオン予定地であり、パリ最大の文化芸術が集まる場でもあるラ・ヴィレットを訪問。台湾には多様な文化と世界の先端を行く科学技術があるとして、各国との文化交流の場において、台湾の舞台芸術やビジュアルアーツ、文化技術を精いっぱい披露したいと述べました。

 

史哲部長は15日夜、駐フランス台北代表処の呉志中代表(大使に相当)、駐フランス台北代表処台湾文化センターの胡晴舫センター長、映画「悲情城市」のプロデューサーを務めた邱復生氏、台湾の映画、ラジオ、テレビなど視聴文化資産の保存を担う国家映画・視聴文化センター(TFAI)の褚明仁・董事長(会長)らと共に、第6回台湾映画祭「Filmosa Festival」の「悲情城市」特別上映会に出席。同映画祭は9月15日から10月3日までの期間、厳選した台湾映画13作品について、14回の上映とトークイベントを開催。史哲部長は、こうした台湾映画をフランスで上映し、より多くの方々に鑑賞いただけることをうれしく思うと語り、映画制作に対しても、台湾の民主主義に対しても、「われわれは引き続き支援していく」と述べました。

 

史哲部長は同日、駐フランス台北代表処台湾文化センターとFiminco財団、スイス・ローザンヌの芸術地区「Plateforme 10」との協力覚書の締結に立ち合いました。これにより、ビジュアル、舞台、映画、ファッション分野における長期的な協力枠組みを構築。史哲部長は、この協力覚書の締結により、台湾とフランス、台湾とスイスの間で、長期的な文化交流のパイプを築くことができると期待を寄せました。