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アジア・テレビジョン・アワードがベトナムで開催、原住民族電視台と客家電視台が受賞

  • 日付:2024-01-15
エグゼクティブ・プロデューサーの曽筠涵

第28回アジア・テレビジョン・アワードが1月12日、ベトナム・ホーチミン市で開かれました。台湾からは、原住民族電視台(先住民族テレビ)の「出力CEO(Dreamer to True CEO)」がトークショー部門の最優秀作品に、客家電視台(客家テレビ)の「我把旅行変成一道菜(A Meal and A Meet)」がライフスタイル番組部門の最優秀作品に選ばれました。

 

原住民族電視台を代表して表彰を受けたエグゼクティブ・プロデューサーの曽筠涵さんは番組について、原住民起業家を取材し、起業の経験を共有してその成果を紹介し、起業分野での原住民の取り組みと素晴らしい実績を伝えていると説明。起業時に直面する困難や努力を続ける精神を番組としてまとめることで、他の起業家を励ましたいとしています。

 

客家電視台の「我把旅行変成一道菜」はミシュランガイドで紹介されたレストランのシェフ、廖永勛さんが出演する番組。東南アジアや台湾の離島へ行き、各地の客家の青年を訪ねて、食による交流を行います。番組はリラックスした雰囲気のようでありながら、現地の人とのやりとりや会話では、話題が戦争や生きることといった真面目なテーマにも及びます。客家電視台を代表して表彰を受けた番組プランナーの鍾依芹さんは、「受賞は思いがけないことですが、大変うれしい」と述べています。