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2024台北国際ブックフェア、テーマ国はオランダ

  • 日付:2024-01-26
2024台北国際ブックフェア、テーマ国はオランダ

2024台北国際ブックフェア(台北国際書展)が2月20日から25日の日程で、台北世界貿易センター1号館で開催されます。テーマは「閲読造浪(Catch the Reading Wave)」、テーマ国はオランダです。

 

文化部(文化省)は、今年の台北国際ブックフェアはオランダをテーマ国としており、盛大な文化の再会の場になると述べています。1624年はオランダ東インド会社が台湾にやって来た年で、これは台湾が世界と出会い、また、表舞台に出た起点となる年でした。こうした歴史文化のつながりを全体的に見てみると、非常に多くの観点から解釈することができ、そこにたどり着く最適なルートが多くの読書であり、読書を通してさまざまな観点を理解することができます。こうしたことから文化部は、2024台北国際フックフェアは、文化が改めて出会う場になると述べています。

 

テーマ国であるオランダ館は、オランダ在台弁事処(大使館に相当)とオランダの建築家集団MVRDVの共同で企画。「1624」「ダイバーシティーとインクルージョン」「オランダの設計と持続可能な開発」をテーマとして、台湾とオランダに共通の歴史と現在、そして未来を示します。

 

このほかにも、国際ゾーンでは素晴らしいイベントが盛りだくさん。タイ館は「無限」を年間のテーマとして、読者を文化の枠組みを超えた文学の旅に誘います。また、ドイツ館は、今年が没後100年の小説家フランツ・カフカの作品と中国語翻訳本を紹介するほか、台湾で最近出版されたドイツの新刊本を展示します。フランス館では映像にスポットを当て、2月24日夜に「多元絵画音楽会」を開催。台湾やベルギー、フランスの漫画家らが集まり、絵画と音楽演奏によるイベントを行います。