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台湾映画「金門」、米アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネート

  • 日付:2024-02-01
台湾映画「金門」

米映画芸術科学アカデミーが現地時間1月23日、アカデミー賞のノミネート作品を発表しました。S・レオ・チャン(江松長)監督の「金門(Island in Between)」が、短編ドキュメンタリー賞のノミネート5作品の一つに選出され、アカデミー賞受賞が期待されます。受賞作品は3月10日の授賞式で発表されます。

 

「金門」は離島である金門の人々の日常を映し、島外の人の視点から現地の生活を見つめたもの。作中では、チャン監督の父がかつて当地で兵役に就いていた頃の記憶も描写しています。台湾と金門、そして中国の関係をそれぞれの角度から語ろうとしており、海外でも大きな反響を呼びました。この作品は、ニューヨーク・タイムズの短編ドキュメンタリーシリーズ「Op-Docs」で公開されると再生回数を伸ばし、多くの視聴者が共感しました。

 

史哲文化部長(文化相)は、同作品のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞ノミネートに祝福の言葉を寄せました。この上で、同作品が各国の素晴らしい作品の中から選ばれ、アカデミー賞にノミネートされたことは、台湾の映画作品の創作エネルギーが絶えることなく、好成績を挙げ続けていることの表れだと評価。今後、さらに多くの台湾映画が国際舞台で輝きを放つことを期待すると述べました。