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国立歴史博物館、2月21日に再開館

  • 日付:2024-02-22
国立歴史博物館、2月21日に再開館

国立歴史博物館(史博館)の改修工事が完了し、2月21日に再開館しました。2月7日には看板除幕式が行われ、王長華館長や史哲文化部長(文化相)、改修に携わった専門家らが出席しました。

 

「ここは歴史博物館であるだけでなく、博物館自体が台湾の歴史を表している」。史部長はそう述べ、国立歴史博物館は、1949年の中華民国政府の台湾移転後に最初に設置された台湾の博物館だと説明。この博物館が、台湾の文化が多元的に、自由に発展してきた歴史を国民に示していくことに期待を寄せました。

 

国立歴史博物館の改修工事では前期作業期間中、この建物の基礎となった日本統治時代(1916年)の迎賓館遺構やバール材などが見つかったため、改修計画が変更されました。また、再開館してからは、初めてこの遺構全体が公開されます。築百年を超える歴史的な宮殿式建築が複雑に増築されてきた過程を紹介するため、建築学者の李乾朗教授に国立歴史博物館の建築図面を5枚作成してもらい、5階で「雕築史跡—国立歴史博物館の建築美を探る」と題する建築特別展を開催しています。