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過去最大規模の「TAIWAN PLUS」、5月に京都で開催 台湾文化を発信

  • 日付:2024-04-01
「TAIWAN PLUS」、5月に京都で開催

台湾の文化を発信するイベント「TAIWAN PLUS」が今年、会場を京都に移し、5月11日と12日に京都最大級のイベント会場、京都市勧業館みやこめっせで開催されます。記者会見が3月26日、京都府内で開かれ、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)や共催する京都府の鈴木一弥副知事らがイベントをPRしました。主催者によれば、今回は100を超えるブランドが集結し、過去最大規模になるということです。

 

音楽やマーケット、デザインの三つを軸に日本の人々に台湾文化を紹介する同イベントの開催は今年で5回目を迎えます。東京以外で開かれるのは初めてです。今年は「京都新宝島」をテーマに京都の各界に声を掛け、台湾と京都が一緒になってイベントを創り上げます。台湾の非政府組織(NGO)中華文化総会が主催し、京都府や誠品生活、日本サルベージサービスが共催します。

 

かつて京都大学で法学修士を取得した謝氏は、京都に戻り非常に懐かしい感覚を覚えたと話し、同イベントを通じて台湾の文化を京都や近畿地区の人々に知ってもらえればと期待を寄せました。

 

鈴木氏は、日本人にとって台湾は親しみがあり、友好的だとし、今回のイベントでグルメや音楽などだけでなく、産業交流も行い、台湾と京都の間で交流を深化させる仕組みがつくれるよう願いました。

 

中華文化総会の李厚慶秘書長によれば、今年のイベントにはタピオカミルクティーや豆乳スープの「鹹豆漿」(シェントウジャン)、パイナップルケーキなどのグルメの他、台湾ナイトマーケットや台湾漫画も登場します。また、誠品生活の李介修副董事長(副会長)は、今年は台湾南部・嘉義県の新港奉天宮で祭られる航海の女神、媽祖を特別に迎えると紹介。日本の人々に台湾の活力みなぎる廟(びょう)文化を知ってもらえればと語りました。新港奉天宮の媽祖が日本にやって来るのは初めてだということです。