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台北映画賞、ノミネート作品発表 監督の半数以上が初入選

  • 日付:2018-05-17
台北映画賞、ノミネート作品発表 監督の半数以上が初入選

台湾映画を対象にした映画賞「台北映画賞」のノミネート作品発表会が514日、台北市内で行われました。同賞は長編フィクション、ドキュメンタリー、短編、アニメーションの4部門に分かれ、応募総数311本の中から、各部門で10作品が入選作に選ばれました。選出された作品の監督のうち、半数以上が初入選となります。短編とアニメーションの応募数は過去最多を記録しました。 714日に授賞式が開かれ、受賞作品が発表されます。 

 

同賞は監督が台湾人または台湾の居留証(ARC)を保持していることが応募の条件となっています。記者会見に出席したリー・ピンビン(李屏賓)台北映画祭主席は、同賞は台湾の映画人のための場であり、全力で台湾映画を支持すると語りました。 


長編フィクション部門には、昨年のゴールデン・ホース・アワード(金馬奨)で作品賞を受賞した「血観音」、助演男優賞を獲得した「アリフ、ザ・プリン(セ)ス」(阿莉芙)のほか、1億台湾元(約36800万円)の大台を超える興行収入を記録した「角頭2:王者再起」、「紅衣小女孩2」などがノミネートされています。 



入選作品は628日~714日に台北市内で開催される「台北映画祭」(台北電影節)で上映されます。同映画祭では溝口健二監督の「山椒大夫」デジタルリマスター版や富名哲也監督の「Blue Wind Blows」の上映もすでに決まっています。