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世界図書・著作権デー 文化部イベント「台湾を読み歩く」オンラインでスタート! Let’s 読(Do) it!

  • 日付:2020-04-23
世界図書・著作権デー 文化部イベント「台湾を読み歩く」オンラインでスタート! Let’s 読(Do) it!

文化部(文化省)は「世界図書・著作権デー」の4月23日、「台湾を読み歩く」と題した読書啓発イベントをオンライン上でスタートさせました。同イベントは、各地域を徒歩で巡りながらその土地の文化や歴史に触れるとともに、関連書籍への理解を深めることを目的としたイベントで、昨年に引き続き実施されます。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開催期間を当初予定の2週間から通年に変更し、インターネットで関連の動画を毎月公開する方式に切り替えました。文化部はこのイベントを通じ、自宅での読書を促したいとしています。

台湾で世界図書・著作権デーの関連イベントが実施されるのは今年で4回目で、「台湾を読み歩く」をテーマとするのは昨年に続き2度目です。今年は、読み歩きの場所と出版物の組み合わせを初めて公募し、その中から34件が新路線として選ばれました。今年設定された路線は100路線近くに上り、中には、台湾の作家の故郷を探訪▽南部・嘉義の林業、鉄道産業を知る▽台湾原住民(先住民)タイヤル族の伝統領域を尋ねる▽白色テロの被害者について理解を深める―などのテーマがあります。

毎月23日に異なるテーマの動画を特設サイトで公開し、ネット上でのイベントも開催する予定です。文化部は、コロナ収束後に「読み歩き」の機運を高めていければと期待を示しています。

第1弾として公開されたのは、日本統治時代にルーツを持つ台北市の「南門市場」をテーマにした絵本「一家人的(家族の)南門市場」を紹介する約4分弱の動画です。作者の葉益青さんや児童文学作家の許亜歴さんが同市場を実際に歩き、その魅力を語っています。




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