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2020李梅樹月間 展覧会「繁花盛開 美術史の中の『三国志演義』」開幕式

  • 日付:2020-09-26
2020李梅樹月間 展覧会「繁花盛開 美術史の中の『三国志演義』」開幕式

日本統治下の台湾で近代西洋絵画を広め、美術教育の道を開いた石川欽一郎を中心に、英国、日本、台湾の画家の作品を展示する特別展「繁花盛開 美術史の中の『三国志演義』」が9月26日、新北市三峡の李梅樹記念館で始まりました。開幕式典に出席した李永得(りえいとく)文化部長(文化相)は、展示を通じて台湾の美術の発展と伝承を見ることができるとアピールしました。

この展覧会は、李梅樹紀念館が台湾の洋画家、李梅樹の誕生日である3月13日に合わせ、2012年から毎年3~4月に行われている芸術展覧イベント「梅樹月間」のプログラムとして開催したものです。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で秋の開催となりました。

展覧会では、李をはじめ、石川の教えを受けた倪蒋懐や藍蔭鼎、洪瑞麟、陳植棋ら台湾の第1世代の洋画家や石川の師である英国人画家アルフレッド・イーストの作品原画計50点余りが展示されています。英アルフレッド・イースト・ギャラリーや栃木県日光市の小杉放菴記念日光美術館などからも作品を借用しています。

開催は11月8日まで。期間中、台北大学三峡キャンパスの芝生広場でも台湾や日本、欧州の風景画の複製50点余りが展示されます。