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クラウドゲート新作 音楽は日本人サックス奏者によるバッハ

  • 日付:2022-03-09
クラウドゲート新作 音楽は日本人サックス奏者によるバッハ

4月から台北を皮切りに上演される台湾のダンスカンパニー、クラウドゲート(雲門舞集)の新作「霞(かすみ、SEND IN A CLOUD)」の音楽に、日本のサクソフォン奏者、清水靖晃さんが演奏するバッハの「無伴奏チェロ組曲」が採用されることが分かりました。

アートディレクターの鄭宗龍氏はPR動画の中で、サックスが奏でるバッハを使用するのは初めてだとし、バッハへの敬意を表するとともに、創作における挑戦でもあると語りました。

また、新型コロナウイルスの流行で自身とじっくり向き合う時間が増えたことで、人の心の中には外に向けて表現できる幽微で美しい物がたくさんあることに気が付いたと言及。作品が光のようになり、ダンサーや観客一人一人の心の中に立ち込めようとしている美しい霞を照らせればと作品に込めた願いを紹介しました。

「霞」は4月15日に台北市の国家両庁院ナショナルシアター(国家戯劇院)で初演を迎え、中部・台中市、南部・高雄市でも上演されます。

(クラウドゲート提供)