国立台湾文学館が主催し、大阪大学台湾研究講座と箕面市立船場図書館(大阪大学外国学図書館)が協力する「台湾文学日本語翻訳書籍展」が10月25日から同図書館で開催されています。全部で約60冊の原住民族(先住民族)文学やジェンダー文学作品を中心とした日本語翻訳書籍が展示されており、この書籍展終了後は、大阪大学外国学図書館の蔵書となります。
台湾文学館の林巾力館長は、台湾と日本の学術交流は密接で、素晴らしい作品や重要な論文は日本語訳されているとし、日本の読者は台湾原住民族文学にも非常に興味を持ってくれていると説明。この書籍展では、代表的な作家の作品を厳選し、台湾文学の日本語訳の成果を紹介しており、日本の読者に文学を通して台湾を知ってもらうための窓口を提供したいと語っています。
「台湾文学日本語翻訳書籍展」は11月25日まで大阪大学外国学図書館(大阪府箕面市船場東3丁目10番1号)3階で開催しています。